アトリエ・ルリユール とは

アトリエ・ルリユール
聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩7分の場所。多摩川の風が行きわたり、たくさんの自然光が入る気持ちの良いアトリエです。

多目的スペースとして、勉強会や講座などにご利用いただけます。
また、キッチンと宿泊施設も併設しておりますので、合宿形式の研修にも対応します。

「ルリユール」(relieur)とはフランス語で、伝統的な製本技法を指す言葉です。

糸でかがってページを綴じ、皮をなめし、薄くそいで紙と貼り合わせて表紙を作り、金箔でタイトルを押して仕上げます。 そこから「ルリユール」という名は『再びつなぎなおす』というわざのたとえでもあります。

長く使われた本はページや綴じ目が傷み、やがてバラバラになってしまうことがあります。けれどルリユールの手によって一旦ほどかれ、傷んだページの縁をそろえ、新しい糸でかがり直されて、それは再び新しい命をふきこまれます。

私たちも、長く生きているといろいろなストレスにさらされ、こころやからだのページが傷んだり綴じ目がほつれたりしてしまっていると感じることがあります。

そんなとき、「ルリユールの魔法の手」によってそこに新しい命をよみがえらせる、そんな仕事をしたいと願ってこの名前をつけました。